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8-(2) 植生の概要

仙台湾砂浜海岸は仙台平野の海岸線として福島県から蒲生潟にいたる約44kmである。仙台湾には阿武隈川、名取川、七北田川などの河川が注ぎ、これらの河川から供給される土砂と湾岸流とによって砂浜を形成している。

浜堤前面の砂浜には、ハマニンニク、コウボウムギ、ケカモノハシ、ハマニガナ、ハナヒルガオ、ハマエンドウ、ハナマスなどの砂浜植物が潮風、飛砂、水分量など環境要因の程度に応じ、群落を形成している。

この後背地には、クロマツ林、クロマツとアカマツの混交林が成立する。クロマツ林は人工林であるが、アカマツとの混交林はクロマツが植栽され、年月の経過とともに林内環境が変化し、二次的にアカマツの進入を受け入れることによって混交林が成立する。

クロマツは過去400年間に何回かにわけて植栽されてきた。植栽年に応じてクロマツ林の様子も異なっている。概して、内陸側ほど植栽年の古い林となっている。

a 砂浜群落       ⇒ こちら

b    湿地植物群落     ⇒ こちら

c 海岸林        ⇒ こちら

出典:『仙台湾海浜地域保全計画(学術報告編)』 平成11年3月 宮城県